2008年9月21日日曜日

鳥瞰


気付けばあっという間に30歳。
三十路という言葉があるが、30歳ってかなり大人だと思っていた自分、
今の自分と照らし合わせるとまだ子供だ。
知識、技術等確かに増えたかもしれないが、脈々と流れている自分を形成するものは
やはり幼少期と大差が無い。

いつになったら「しっかりした大人」に見られるのだろうか。
周りからは良い評価もいただけるようになって来ては居るのだろうがまだまだあまちゃんもいいところだ。

仕事もプライベートもある程度は充実しているといいたいところだが、
やはり苦悩と葛藤の連続である。
だが、そんな自分の苦悩も遥か高くから見下ろせば、
足元に落ちた米粒にも満たない小さな苦悩だ。


孔子は、齢70にして、やっと悟ったという。
そんな人間が70だったら私は200歳になっても悟っていられるか不安である。
(ちなみに180歳まで生きるつもりでいる。)

幼少の頃より10代、20代で積み上げて来たものを開花させるのが30代だという話も
聞いた事があるが、30代にて始めて積み上げていくというものも多い。

周りの支え、自分の方向性、そういったものを明確に意識出来たのが今の精一杯の現状だ。